2011年 08月 10日
ツアー日記:いわき
今年の東北ツアーは、地震のあとmixiの書き込みで
いわき「Bar QUEEN」マスターの無事を知り、ほっと一安心したものの、
一時は断念しようかと思っていました。
時期尚早か?役立てることなどないのではないのか???
マスターに電話したところ、
「福島県にはたくさんの被害報道がなされているけれど、
普通に生活されている方もたくさんおられます。
その方々に、ぜひタンゴの演奏を聴かせてあげてください。」
わかりました、これでツアーは決定です。
被災されている方はもちろん苦しんでいらっしゃいますが、
直接被災されていない方もまた、苦しんでおられるのだと。
・・・
さて当日。
気配りのマスター、たくさんの方に声をかけてくださったんですね。
会場は満員。開演前から熱気に溢れています。
今回は、ゲストにテナーサックスリマさんを迎え、
花を添えてもらいました。
客席から、どソロのカミニートで登場。
リマ節が沁みます。
お客様は、目の前を風切って踊るケンリリさんにも大注目。
メンバーもお客様も、息を飲んで私に注目。
この、会場が一体となる緊張感、たまりません。
ステージは、私達演奏家だけでなく、会場の皆さまと共に作り上げられるものなのです。
そして、この笑顔。
会場全体の一体感の伝わる、素晴らしい写真です。
いつもは、踊りの合間にカメラを抱えてケンジさんが写真を撮ってくださいますが、
ここいわきには、
去年も同行してくれた音響の真野倫太郎が東京から応援に駆けつけてくれて、
なかなか撮れないケンリリさんの写真をたくさん撮ってくれたのです。
目をつぶって、じっと聴き入ってくださる方、
固唾を呑んで、瞬きもせずに見入ってくださる方、
手のひらが痛くなるほど拍手をくださった方。
そして、
あの日から時が止まり、音楽を楽しむ気分になれませんでしたが、
今日は少しの間現実を忘れ、とても楽しみました、と涙ぐまれた方。
皆さま、それぞれの思いを抱えながら、
このライブの時間にじっと身を、心をゆだねてくださいました。
ご来場くださいました皆さま、ありがとうございました。
そして、
いわきの皆さまと、このような時間を過ごす機会を与えてくださった
マスター加藤さん、ありがとうございました。
いわき「Bar QUEEN」マスターの無事を知り、ほっと一安心したものの、
一時は断念しようかと思っていました。
時期尚早か?役立てることなどないのではないのか???
マスターに電話したところ、
「福島県にはたくさんの被害報道がなされているけれど、
普通に生活されている方もたくさんおられます。
その方々に、ぜひタンゴの演奏を聴かせてあげてください。」
わかりました、これでツアーは決定です。
被災されている方はもちろん苦しんでいらっしゃいますが、
直接被災されていない方もまた、苦しんでおられるのだと。
・・・
さて当日。
気配りのマスター、たくさんの方に声をかけてくださったんですね。
会場は満員。開演前から熱気に溢れています。
今回は、ゲストにテナーサックスリマさんを迎え、
花を添えてもらいました。
客席から、どソロのカミニートで登場。
リマ節が沁みます。
お客様は、目の前を風切って踊るケンリリさんにも大注目。
メンバーもお客様も、息を飲んで私に注目。
この、会場が一体となる緊張感、たまりません。
ステージは、私達演奏家だけでなく、会場の皆さまと共に作り上げられるものなのです。
そして、この笑顔。
会場全体の一体感の伝わる、素晴らしい写真です。
いつもは、踊りの合間にカメラを抱えてケンジさんが写真を撮ってくださいますが、
ここいわきには、
去年も同行してくれた音響の真野倫太郎が東京から応援に駆けつけてくれて、
なかなか撮れないケンリリさんの写真をたくさん撮ってくれたのです。
目をつぶって、じっと聴き入ってくださる方、
固唾を呑んで、瞬きもせずに見入ってくださる方、
手のひらが痛くなるほど拍手をくださった方。
そして、
あの日から時が止まり、音楽を楽しむ気分になれませんでしたが、
今日は少しの間現実を忘れ、とても楽しみました、と涙ぐまれた方。
皆さま、それぞれの思いを抱えながら、
このライブの時間にじっと身を、心をゆだねてくださいました。
ご来場くださいました皆さま、ありがとうございました。
そして、
いわきの皆さまと、このような時間を過ごす機会を与えてくださった
マスター加藤さん、ありがとうございました。
by elfuelle
| 2011-08-10 23:29
| 今日のねごと